2008年04月21日

大工道具 スケール

こんにちは村田です。

今日はとってもいい天気で暖かかったです。

いい天気だと仕事もはかどって気持ちいいですね。

しかし余りに気持ちよくて、ついボーっとしちゃってミスをしてしまいました。

僕たちは仕事をする時腰に袋をぶら下げているんですね。
「釘袋」とか「腰袋」とか言っています。

それには金づちやスケール(巻尺)など小さい手道具とかよく使う釘などが入っています。

金づちを使おうと釘袋から引っ張り出したら金づちの頭にスケールが引っかかってて一緒に出て来ちゃったんです。

スケールはそこから1Fの足場まで落ちてしまいました。慌てて拾ったのですが運悪く先端の引っ掛ける所(ツメといいます)が曲がってしまいました。

スケールというのは、つめが曲がってしまうといくらそれを伸ばしても、もう正確な寸法は測れません。

いつも使っている道具屋さんが遠かったので仕方なく近くのホームセンターに買いに行ったのですが僕たちの使う尺目盛のスケールが品切れです。

図面を書いたり、他の業者さんと打ち合わせしたりする時はメートル法でするのですが、普段は全部尺貫法なんですよ。

1mなら三尺三寸、500mmなら一尺六寸五分となります。

何で今時って言われるかもしれませんが弟子の頃からずっとそうだからというしかないですね。変える気もありませんし・・・。

ちなみに、スケールについている目盛で一番小さいのは、メートル目盛なら1mmで尺目盛なら五厘(ごりん)です。

五厘は約1.5mmですから尺目盛のほうが1.5倍目が粗いということになります。

ということは、メートル目盛でした仕事に比べて尺目盛でした仕事は若干粗い(アバウト?)と思われそうですね。

しかし、そうじゃないんですよ。熟練の大工は一番小さい目盛の間にも目に見えない目盛が見えているんです。

さらに、そこに引いたいた線(墨と呼びます)で材料を切断する時わずかコンマ何ミリの墨の右端で切るのか真ん中で切るのか左端で切るのかと微妙な調整をしながら鋸(のこ)を入れています。

それを習得するには何年もかかりますけどね。

という訳でホームセンターで買うのはあきらめて、申し訳なかったんですがスケールを一つ道具屋さんに現場まで持ってきてもらいました。

ごめんね^^;又今度、値の張る道具をもらうから・・・これからもよろしくね!!

つまらないミスで道具を傷めないように注意にしなきゃと反省した僕でした。
【関連する記事】
posted by 親方 at 19:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 大工道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大工さんの道具って沢山あってそれを使いこなすまでに何年もかかるんですよね。この間、現場で鉋ひとつとっても角度や大きさがあるのだな〜と現場で広げている道具をみせてもらいました。
kannaも時々チェーンソーや鋸を持って里山の保全活動に参加しますが、山道歩いていてもベルトに鋸や鉈、鎌などをつけて歩こうかと思います。
必要なときに道具がサッと出てきて処理出来るなんてカッコイイ〜!!
Posted by kanna at 2008年04月22日 14:14
初めまして。
ブログサーフィンで何となく辿り着きました♪
へぇ〜、大工さん同士では尺寸法なんですね! 知りませんでした。
計測器は精度が要求されるので、あまり安物は買わない方がいいといいますものね。

コンマ単位まで目で見極めることができるなんて並大抵ではないですよね。

私の場合は、マイクロスケールで図って、チョークでけがいて、斧でぶった切るような性格ですので、大工さんにはなれそうにありません(笑)
Posted by さすまた at 2008年04月22日 19:11
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/94162973

この記事へのトラックバック
最近のコメント
銅鍋の錆
 ⇒ 腕時計時計 (08/03)
 ⇒ スウォッチ (08/03)
今日は暑い一日でした
 ⇒ ツイッター (01/21)
 ⇒ 中山大障害 (12/14)
 ⇒ 中山大障害 2011 (12/13)
 ⇒ グリー (11/28)
 ⇒ モバゲー (11/10)
トイレのリフォーム現場調査
 ⇒ kanna (05/01)
大工道具 スケール
 ⇒ さすまた (04/22)
 ⇒ kanna (04/22)
花見の季節です
 ⇒ 村田 (04/10)
 ⇒ kanna (04/09)
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。